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ゼネラルマネージャー就任のご挨拶 ~TCH一周年に際して

2017.05.09 / TCHからのお知らせ活動レポート

こんにちは。いつもお世話になっております。TSURUMIこどもホスピス(TCH)事務局長の水谷 綾です。

昨年4月にTCHがオープンして以降、ご登録いただいた63組のメンバーの皆さまから多くのことを教えていただきながら、キャストボランティアや各支援者・地域の方々の温かいご支援や励ましをいただきながら、走ってきたこの1年。TCHの取り組みを温かく見守り、ともに支えていただき、誠にありがとうございます! 昨年度は、代表理事の高場がTCHのゼネラルマネージャー(全体統括)を担ってきましたが、この4月から、私・水谷がその任に就くことになりました。この場を借りて、改めてご挨拶申し上げます。

地域福祉・市民活動を推進する前職の時代に「子どもホスピス」という活動に出会い、その中核にある “LIVE DEEP”(深く生きる)という有り様に深く打たれたこと、そして、英国のHelen & Douglas Houseで見たあの家庭的な雰囲気は今でも忘れられません。たとえ病気であっても、その子らしく生きている姿の中に“小さき強さ”のようなものを感じながら、同世代の子どもたちとともに成長していくことができる当たり前な社会を創ることができると、社会そのものが変わっていくかもしれない…と。「子どもホスピス」は、難病の子どもと家族をケアする場であるとともに、私たちみんなが必要とする象徴的なコミュニティそのものだと言えます。

辛いときはつらい、苦しいときにはくるしい…と言える。ふと話がしたいときに、聴いてくれる誰かがいるといい。そんなちょっとした寄り添いがあれば、私たちは病気の有無にかかわらず、小さな幸せを感じることができるかもしれない・・・その子にとっての“自由”が保障されていれば、その子の幸せがもっと膨らんでいくんじゃないだろうか・・・子どもの想いや願い、そして、気持ちに寄り添って、「その子らしさ」を尊重できる、個人の尊厳が何よりも大事にされるそんなハウスでありたいと願っています。

5月5日の子どもの日。TCH一周年記念イベント「一周年写真展 Beside You ~いつもそばにいるよ~」を開催しました。写真には溢れんばかりの可愛い表情でいっぱいの子どもたち。そして、保護者、きょうだい、スタッフ、ボランティア、それぞれの暖かな想いと心の交流がそこにあり、それらすべてがTCHなんだと感じることができました。当日、200名以上の方にご参加いただきましたが、中には数組のご遺族もおいでくださいました。様々な想いを抱えながらTCHに足を運んでくださったのだろうなと思うとこみ上げてくるものがありました。そして、私たちの存在意義をさらに強く確信させていただいた気がします。(一周年イベントではたくさんの素敵な時間になりましたので、後日、本ブログで各シーンのご紹介をさせていただけたらと思っています)

今後も、TCHの理念に共感いただける皆さんと、そして、メンバーである子どもやそのご家族とともに「子どもが大切にされる社会」を作っていくことが、コミュニティ型であり、慈善活動を基盤とする「子どもホスピス」の絵姿です。今後も、ホスピス活動を続けて、発展させていくために、財源の強化を進めながらスタッフ態勢を強化してきたいと思います。ますます、皆様のお力が必要です。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

2017年5月8日  水谷 綾

TCHの理事・スタッフとともに