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TCHの創造の庭、歩み始める

2016.07.14 /

DSC035657月2日~4日、大阪芸術大学関係の皆さんによる庭造りの植樹活動に、ハウスキープボランティアとして自ら願い出て参加させてもらいました。そこで、ボランティアによるレポートをお届けします。

あそび創造広場から建物部分を差引いた約3300㎡という広さになる原っぱ広場。この整備活動の第一歩目となる本日でした。建物南正面に見える築山の南側斜面とドッグラン沿いの2カ所に、何と驚きの900本!もの樹木の苗木が植えられました。これらは大阪芸術大学の建築学科教授の福原先生、同学2人の先生、在学生、卒業生、同学近くの㈱田中造園の皆さん総勢30名によるものです。

7月2日、田中造園による準備が始まり、山土流失で荒れた斜面の整地、植栽エリア境界の杭打ちなどが行われました。持ち込まれた樹種の一覧表には総合計43種の苗木たち。これはすごいことになるだろう…という予感がしました。

本番の7月3日も快晴。先生や学生たちが「つるみカフェ」に集合し、挨拶とオリエンテーションの後、全員現場へ。植樹方法と手順や要領が伝授され、いよいよ一斉に手植えが始まったのです。

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手順は、以下のとおり。水桶にポットごとジャボンと苗木を漬け、十分な水を吸わせます。植栽スコップで斜面に穴を掘り、その穴に苗木を差し入れ、掘った土を埋め戻し、一通り植え終わった後、藁(わら)を一面に敷き詰めていきました。さらにその上から縄をタスキ掛けし、藁が斜面から滑り落ちるのを防ぐといった具合です。すごいですね。

10  作業着手前説明
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30  藁を敷く
90 終了記念撮影2

植樹の作業風景を眺めながら、芸大関係者はどんな思い・どんな物語性を持ってデザインしてくれたのか、ということが脳裏をよぎり始めました。「創造ひろば」では、草・樹・動物、いろんないのちの営みとつながりの生態系が育つ。それだけじゃない。真冬の寒い夕刻、西に沈む大きな夕日は真っ赤に染まり、広い展望が開けるテラスから星や月も眺められる。5年も経てば見違えるような庭になり、こんな価値を来訪者に提供してくれるーこどもホスピスに似つかわしい庭になってくれると良いな、と、どんどん想像は膨らんでいきます。

ただ、この900本を見ると、夏場の水遣りが急に気にかかり始めたので、職人さんに「夏場の頻度は?」と問うと、「2日に1回」とのお返事。いきなり、今後のお庭の維持管理体制を考えさせれられました。この数日を振り返ると、今回植樹されたエリア、今後に残されたエリアの課題が見えてきましたので、気づいた事柄を整理し、TCHの取り組みとしてまた考えていけたらと思っています。

ハウスキープボランティア 田中稔昭