原っぱ広場が動物ワールドに:移動動物園がやってきました!

11月5日、TSURUMIこどもホスピス(TCH)の原っぱ広場にたくさんの動物たちがやってきてくれました。TCHのメンバー家族は、動物園まで足を運べなかったり、動物にふれあう機会がなかったりする方も多くいます。そんな彼らが、ポニーに乗馬したり、カピバラ・フクロウ・ヤギ・ヒツジ・ハリネズミ・ハムスター・モルモットにはエサをやったり、手の上に乗せたりという経験ってなかなかできません。初めて見る動物の姿に目を丸くしたり、膝の上に乗せたりして、普段見せない表情や歓声がたくさん出ていました。

この日は、秋晴れに恵まれ、利用者家族の他にもたくさんの地域の方が来場してくださって、総勢330人を超え大盛況の一日でした!動物とのふれあいは、乳幼児からお年寄りまで幅広い年齢層の方に楽しんでいただきました。また、大阪マラソンへの応援やTSURUMIこどもホスピスへのご支援も多くの方がお心を寄せてくださいました。

『あそび創造広場』の原っぱエリアは地域の方々にもご利用いただいています。『あそび創造広場』は「子どもがいきいきと遊ぶための場所」「地域や市民と一緒に作る場所」「緑いっぱいの自然あふれる場所」です。ゆったりとした時間のなかで四季に触れる癒しと、いのちの大事さを感じられる広場です。子どもにとって、緑や自然は恰好の遊び相手!大人にとっても心の癒しになります。今回、動物たちがいるすぐ横の丘では、草の中に隠れているバッタやコウロギを探したり、鬼ごっこをして遊んだりする子どもたちの姿見られ、本当に素敵な時間が流れていました。

今後も、原っぱを活かした活動を通して、また、場を活かして、命を脅かされた病気とともに生きる子どもとその家族だけでなく、地域の方々とも一緒に作ったり、楽しんだりできたらと思います。

ケアスタッフ 大矢 佳代

※本事業は、大和ハウス工業(株)エンドレス募金のご支援により実施することができました。誠にありがとうございました。