【活動レポート】『つるしば』を開催しました!

『つるしば』は楽しみの異なる3つのエリア「しばめし・しばレク・しばねむ」を自由に遊んでもらうイベントで、5月のテーマはこちらでした。

「しばめし」 ご飯のお供をテーマに、お米と白ごはんを持ち寄るBig Lunchスタイル

「しばレク」 スラックライン、パチンコ、ときどきパフォーマー

「しばねむ」 持参のピクニックシート、ポップアップテントを広げて芝生でひとやすみ

11時開始と同時に多くの人が来場し、あっという間に広場はテントやピクニックシートで埋め尽くされました。最終的には1000名以上の来場数で、持参したお米が炊きあがるまで長時間お待たせしたりお断りしたりすることになってしまい、大変申し訳ありませんでした。

TSURUMIこどもホスピスが鶴見緑地にオープンしてから7年間、地域開放イベントを継続してきました。こどもホスピスのことを身近に感じてもらい、みなさんといっしょに子どもの尊厳を大切にする地域社会をつくっていくための取り組みの一つです。今回はより多くの方に気軽に足を運んでもらうイベントを目指していたこともあって、過去イベントの2倍以上の方にお越しいただくことができました。ただ、経験不足と準備不足となったことで待ち時間が長いのみならず、TSURUMIこどもホスピスのことをお伝えしきれなかったと感じています。次回の11月13日(日)、よりよいイベントとなりますよう準備を進めておりますので、懲りずに遊びにきてもらえると嬉しいです。

こどもホスピスとその広場は地域のみなさんの目にはどのように映ったでしょうか。TSURUMIこどもホスピスは、長期入院や長期療養する子どもと家族が日帰りや宿泊で遊びにくる場所です。毎週のように遊びに来られる子もいれば、1,2ヶ月に1回程度の子もいます。退院してホスピスを利用しなくなる子や亡くなってしまう子もいます。地域開放イベントはこどもホスピスとつながりのあるすべてのご家族が予約なく気軽に行ける日です。

この日、利用中のご家族や利用していたご家族そしてご遺族も、地域のみなさんと何ら変わりなく過ごされていました。室内の重症心身障害児イベント「Meet up」参加者がバギーに乗っている姿を広場で見かけた方も多かったかもしれません。それ以外にもこどもホスピスとつながりのある子たちがたくさん来てくれていました。地域のみなさんが楽しいと思えるホスピスとなることで、病気でも楽しい場所に当たり前に参加できるという場所にしていきたいと思います。

今回のしばめし出店者様から売上の20%の寄付とふるまい米への募金を合わせて70364円をご寄付していただきました。また、牛乳石鹸共進社株式会社さんが臨時手洗い場を設置してくださいました。その他にもつるしばの開催にご協力くださったみなさま、そしてお越しくださったみなさま、本当にありがとうございました。次回、またお会いできることを楽しみにお待ちしております。