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ご利用の対象について(LTCとは)

ABOUT LTC

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私たちが対象とするLTCの子どもたち


日本における15歳までの子どもの数は約1570万人(2017年人口推計)。そのうち、国際的な調査によると小児人口1000人当たり約1人が命を脅かす病気を伴う子ども(LTCの子ども)とされており、日本では、LTCの子どもは約2万人いると見込まれます。LTC(Life-threatening condition)とは早期の死を免れることが困難な病気の総称です。

LTCは、小児領域では一般に4つのカテゴリーに分類されます。

  • ①根治療法が奏功することもあるが、うまくいかない場合もある病態(小児がん、先天性心疾患など)
  • ②早期の死は避けられないが、治療によって予後の延長が期待できる(神経筋疾患など)
  • ③進行性の病態で、治療はおおむね症状の緩和に限られる(代謝性疾患、染色体異常など)
  • ④不可逆的な重度の障害を伴う非進行性の病態で、合併症によって死に至ることがある(重度脳性麻痺など)¹⁾

TSURUMIこどもホスピスのメンバー対象は、LTCの18歳までの子どもになります。

私たちが対象とするLTCの子どもたちは、本来、子どもが当たり前に享受できるはずの遊びや学び、様々な体験の機会が得られないだけでなく、大切な子どもとしての成長の機会が病状によって制限されてしまいます。しかも、社会の側には生命を脅かされる子どもが、子どもらしく「生きる」ことを支える環境や準備が十分ではありません。子どもの死は社会からは見えづらく、生命を脅かされながら生きる子どもとその家族が、周囲に理解されることも難しい現状です。そのため、精神的、肉体的、経済的な負担は大きく、子どももご家族も社会的に孤立になりがちだと言えます。このような状況を医療の側だけでなく、地域で支える小児緩和ケアの実践として取り組んでいるのが、子どもホスピスの活動です。たとえ残された日々がわずかであったとしても、命の尽きる瞬間まで成長をうながし続けることが、その活動の本質といえます。このように、早期に解決すべき社会的な課題に向き合う必要があり、TCHメンバー規約(PDF)に同意をいただける方をメンバーとしています。