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饗庭 真祐美 あいば・まゆみ

スタッフ
(保育士)

公立・私立の幼稚園で、長年、幼児教育に携わってきました。こどもホスピスを知ったのは、開館を報じた新聞記事。読み進めるうちに、そもそも私が勤める幼稚園には、重い病気の子どもは入園してこないということに気がついたんです。そこでまず、こどもホスピスにボランティアとして関わりながら自分にできること・できないことを模索しました。この場所は、教育機関ではないので、教育指導計画はありません。だからこそ、子どもと一緒にさまざまな遊びを試しながら、興味のあることをじっくり探ることができる。どんなときでも子どもたちに寄り添い、支える存在でありたいと思っています。

Q
ふと「あ、こういう時間を大切にしたいな」と思った瞬間を教えてください。
A

子どもの心が動く瞬間です。こどもホスピスには、本来それぞれの発達段階で経験する「遊び」を、病気のためにどうしても体験できなかったという子どもたちがやってきます。「遊び」は子どもの発達にとって重要なもので、実はその経験が抜けたことで、後々の発達に影響が出ることもある。だから「いま、この子は、この遊びに興味をもったぞ!」と、心が動いた瞬間を見逃さず、段階を見極めながら、しっかり楽しく遊ぶようにしています。

Q
こどもホスピスで過ごすなかで、自分の考えや価値観が変わったことは?
A

幸せは、未来の長さとイコールではないということ。「生き切る」ことがすごい。

Q
実は大切にしている、子どもや親御さんと接するときのマイルールは?
A

本人が意識していないような「小さなすごいところ」を見つけて、さりげなく伝えるようにしています。たとえば、「(ままごとの)お皿の置き方、ていねいだね」とか、転んでも「いまの転び方上手! 手が出るってすごい!」とか。

Q
あなたを表す◯◯を教えてください!
A

家でひとつふたつ、大事に育てているお花。名前をつけてめっちゃ観察していると、癒されます。カスミソウの「かすみちゃん」とガーデンシクラメンの「くらめちゃん」は、秋に毎年買っているんです。