「やりたい」を「できた!」に変える、大阪・TSURUMIこどもホスピスです。
ファンドレイザー
こどもホスピスとの出会いは、9歳で病気のために旅立った息子が、こちらでお世話になったのがきっかけです。息子と過ごしたこの場所は、子どもにとっても家族にとっても、本当にあたたかく、かけがえのない「居場所」でした。息子を想いながら、今度は私が誰かの役に立てたら——。そう思ったことが、こどもホスピスで働きたいと考えた一番の理由です。大切な時間を支える一員になれたことを誇りに思っています。
病気を抱える親として過ごした経験があるからこそ、「あなたの気持ちがわかるよ」と心に留めて、寄り添うことを大切にしています。
こどもホスピスで感じた「やさしい時間」は、私にとって衝撃でした。お出かけに行けば、腫れものに触るような特別扱いをされるけれど、ここでは当たり前に接してくれる。天国への旅立ちが近づいているとわかっているけれど、可能性を感じさせてくれるような、生き抜けるという感覚。こどもホスピスが掲げる「深く生きる」という言葉がしっくりきて、価値観や人生観がまるっと変わった!と思うほどです。
心と体の栄養剤。
お休みの日は、宝塚歌劇団のきらびやかな世界に浸りながら現実逃避(!)。公演を観に行ったり、写真を眺めたり、たくさんのエネルギーをチャージしています。