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有元 郁代 ありもと・ふみよ

保育士

幼稚園に勤務しているときに新型コロナウイルスの猛威に見舞われ、なかなかお子さんを預かれない状況下で、病気を抱える子どもを預かる施設の取り組みを知りました。そんなさなかに『ヘレンハウス物語 世界で初めてのこどもホスピス』という本を読み、大阪にこどもホスピスがある(!)とわかり見学へ。子どもたちが訪れるイベントやデイサービスのボランティアを経て、スタッフへと仲間入りさせてもらいました。お子さんやご家族に寄り添い、一緒にほっこりできる時間を過ごせたらと思います。

Q
実は大切にしている、子どもや家族と接するときのマイルールは?
A

私自身の感情がニュートラルであること。人間なので、どうしても揺らぎはあるのですが、気分のアップダウンで接し方にブレが出るのは良くないですよね。全身で感じ取る子どもだからこそ、いつも冷静に向き合おうと心がけています。

Q
こどもホスピスの、くすっと笑える話を教えてください。
A

「せんせい〜」と呼んでくれるお子さんがいたので、「ありもとです」と自己紹介すると、遊んでいるときに「ありもと〜、これもって〜!」と言ってくれました(笑)。

Q
はじめて利用する人に、こどもホスピスを紹介するとしたら?
A

「やりたい」を「できた!」に変える、と聞くと、何か大きなことを実現するイメージがあるかもしれません。でも、どんなことでもいいんです。一緒に虫を探したい、葉っぱを触ってみたい、紙をちぎりたいでもいいですし、ご家族だって、子どもを抱っこしたいでもいい。いろんな興味や希望を、一緒に叶えられるようお手伝いしますよ!

Q
あなたを表す〇〇を教えてください!
A

ただ今、クラウンになるためにお勉強中。風船とボールを1日1回は触るようにしています(時々サボっています……)。