鎌田 晏子の写真

鎌田 晏子 かまだ やすこ

看護師

学生時代、途上国の医療に興味をもち、日本を離れる計画を立てていました。卒業後は、小児看護の基本を学ぶため神奈川の子ども病院に勤務し、国内の医療が届いていない離島、対馬にも駐在。その後、カンボジアへ渡り、主に小児がんの病棟を担当していました。どこに行っても、いつだって遊びたい・学びたい・食べたい、そんな願いをもってフルパワーで生き抜いている子どもたちがいます。その願いに寄り添うためには、どうしたらいいかと考えていたとき、こどもホスピスと出会いました。子どもやまわりの人たちが、大切な今を自分らしく、目一杯過ごせる状況をつくっていきたいです。

Q
実は大切にしている、子どもや家族と接するときのマイルールは?
A

さまざまな文化に触れた経験から、「その人をよく知ること」を大切にしています。どんな場所でも、その子がもつ考え方や、望む生き方を知り、寄り添っていきたいです。

Q
ふと「あ、こういう時間を大切にしたいな」と思った瞬間を教えてください。
A

子どもと家族が過ごす何気ない日常や、同年代の子どもたちで集まって盛り上がったり、支え合ったりできているときです。また、子どもが「これがしんどい」「こんなことがあったよ」と自分の気持ちをフランクに話してくれる瞬間は、看護師ではなく、ひとりの友人として語りかけてくれているのだと感じて、嬉しくなりますね。

Q
こっそり「いつか、こどもホスピスでこんなことができるといいな……」と思っていることは?
A

親御さんの付き添いがなくても、子どもだけで遊びに来ることができる仕組みづくり。こどもホスピスを必要とするたくさんの人に利用してもらい、親御さんにもホッと一息つける時間を届けたいです。

Q
あなたを表す◯◯教えてください!
A

白米さえあれば、どこでもハッピー! そんなタフさが私の強みです。