4年ぶりの参加!大阪マラソン2023!みんなの想いをひとつに

チャリティランナー募集時の写真

あなたの「走る」が子どもの「生きる」を支える。
この想いに賛同をしてくれたTSURUMIこどもホスピスのチャリティランナーさんたちが大阪の街を駆け抜けました。コロナ禍の影響でチャリティ部門を含めた全部門のランナーが参加できたのは、実に4年ぶりです。

当日は、気温がなかなか上がらない中スタートに向けてチャリティランナーの人たちが集まってきます。この日のために準備をしてきた人、コンディションがなかなか上がらず心配をする人、様々な思いを抱える中でいよいよ開始の時刻が迫ってきます。僕自身も初めてのフルマラソンに挑戦をするため、何をしても気持ちはそわそわしていて、落ち着きません。そんな中で、同じ想いを持って走る仲間が近くにいるということは、とても心強いものがありました。(今年のTSURUMIこどもホスピスにエントリーをしてくださったランナー数は全団体で1位でした。)
エントリーを決意してくださったみなさまに感謝感謝です。

チャリティランナーエントリー名掲示:EXPOにて

ランナーごとにスタート地点が異なり、グループに分かれます。そして、約3万人が参加した大阪マラソン2023がいよいよ始まります。

スタート地点でスタッフの激励
スタート地点へ向かう前にパシャリ

チャリティランナーたちが目指すのは、沿道応援をしてくれているみんなが待つ地点。22㎞、28㎞、38㎞、42㎞、ゴール地点。寒い中、朝早くから準備をして駆けつけてくれました。TSURUMIこどもホスピスを利用している子どもたち、過去に利用してくれていた子どもたちやその親御さん、そして企業として支援をしてくれている方々が応援に駆けつけてくれました。

22km地点での応援部隊
お手製のうちわが最高です
28km地点の応援部隊のみなさん

一人では絶対に走りぬくことができなかった42.195㎞。何度も歩みを止めてしまおうか、と気持ちがよぎる中で前に進むことができたのは、応援をしてくれている人たちの想いと一緒に走っているからだと思います。走ることが病気とともに生きる子どもや家族を支えることにつながる、と走る前は思っていましたが子どもたちに支えられていたのは僕たちの方でした。チャリティという形でなければ、フルマラソンに挑戦することはなかったと思います。貴重な経験と達成感を味わうことができ、とても幸せでした。本当に感謝の一言です。ありがとうございました。

チャリティランナー:こーたさん
チャリティランナー:ゆかこさん

TSURUMIこどもホスピスはこれからも一歩ずつ歩みを進めていきます。
その道をみなさんと一緒に進むことができたら嬉しいです。
引き続き、応援とご協力のほどよろしくお願いいたします。

TSURUMIこどもホスピスでの慰労会

スタッフ川戸

この記事を書いた人

川戸 大智(かわと・だいち)

川戸大智

保育士