【活動レポート】地域でこどもホスピスを立ち上げる仲間たちと振り返る、創業マネジメント研修

「こどもホスピスをわが地域に!」と立ち上がりつつある団体向けに、こどもホスピス創業マネジメント編を開催しました。先日、研修をふりかえる機会や取り組みの中間報告として、参加者同士のオンライン座談会を開催しました。これまで3回にわたり実施したセミナーの講師陣と受講者がオンラインで一堂に会し、自由に会話する場として企画したものです。

本座談会があった前週には、全国こどもホスピスサミット2026(日本こどもホスピス協議会主催)が愛知で開催され、参加者の多くがその場を共にしていました。そこで、サミットで感じたことや、それぞれの地域での取り組みの状況について自然と話題が広がり、活動の喜びや難しさ、地域ごとの事情などが率直に語られ、互いの経験に耳を傾けながら、思いが重なる対話が深まっていきました。

会の中盤では、これまでのセミナーでも論点となった「こどもホスピスの立ち上げと運営における体制づくり」について、つるみの代表高場が話題提供。立ち上げ初期段階では、看護師・医師といった専門職と、民間経営の視点をもった人材の連携が重要であること、そして地域の状況によっては最小限のチームから取り組みを始めていく現実的な方法もあることにフレ、これまでの経験を踏まえと各地の設立希望者との対話から感じてきたことに触れられました。

こどもホスピスの運営には、安定した財源の確立や寄付の呼びかけ、人材の確保、地域との関係づくりなど、一つひとつ越えなければならない課題がたくさんあります。この話題提供をきっかけに、参加者それぞれが自らの経験や問題意識を持ち寄りながら、それぞれの地域での実践を学びながら、課題を整理する時間にもなり。講師陣と受講者のフラットな対話から、新たな視点や気づきが生まれ、セミナーという形式だけではなかなか生まれにくい、実践者同士の率直な対話の場として、とっても貴重な時間だったと感じています。

今後もこうした機会を重ねながら、こどもホスピスに関わる人々のつながりを育み、それぞれの地域での取り組みを支え合っていけたらと思います。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。今後もぜひご一緒に取り組みを進めていきましょう。


※本事業は、日本財団の助成によって実施しております。ご支援いただき、ありがとうございます!

この記事を書いた人

水谷 綾(みずたに・あや)

水谷 綾

ホスピスネットワーク担当