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ABOUT CONTENTS OF HOSPICE CARE
TSURUMIこどもホスピス(TCH)では、生命を脅かす(LTC)病気を伴う子どもとその家族が、まるで家のように寛げて、その子の経験や可能性が広がって、子どもらしく過ごし続けることができ、家族の時間が豊かなものになるよう、個別のニーズに合わせた多様なケア活動に取り組んでいます。
子どもの入院生活では、きょうだい、家族との生活が著しく分断されます。そして環境の変化は、子どもの成長発達、心に、大きな影響を及ぼします。病気、病状とは関係なく、家族と一緒に過ごせ、また、子ども自身の経験や可能性を広げてその子らしく過ごせる場所―それが私たちの子どもホスピスの大きな特徴です。スタッフとのコミュニケーションを通じて、メンバーの子どもと家族の「個別ニーズ」や「本人の発意」を受けとめ、メンバー(登録したご家族)にとっての「やりたいこと」「実現したいこと」が一つでも多くできることを優位に置いた「パーソナルケア」を基本としています。
ホスピスケアとして提供しているものは、以下のものがあります。
※実際のご利用については、子どもの病状などによる利用区分があり、その区分に設定された内容や回数等で利用することが可能になっています。
子どもの病状や体調を踏まえながら、ハウス内の遊具やお庭で遊んだり、子どもらしい時間を作りだしています。
※一回2時間程度を基本とし、個々のニーズに合わせて調整しています。1日1~3組のご家族が、ご利用になれます。
子どもの成長発達を支え、同世代の子たちとともに過ごせる場づくりとしてのプログラムや、子どもの状態や環境に配慮した複数の子どもが集まる場を作ります。
TCHにお泊りいただき、家族でゆったり過ごすことができます。(TCHでの宿泊は、ショートステイといったレスパイト宿泊ではありません)。
病状によりTCHへの来館が困難になった場合、本人やきょうだいの好きな遊びややりたいことを一緒にするために、入院先やご自宅にスタッフが訪問します。
子どもが亡くなった後もご家族が望む限り、関係は継続します。家族によって、TCHとの繋がり方は様々です。(デイユース利用、イベント参加、TCHを支える活動協力など)