【クリスマスレポート②】3回のクリスマスパーティー、それぞれの風景

ティーンパーティー

今年、初めてティーンパーティーを開催しました。
お誘いの時点から「行きます!」と即お返事が来るぐらい、楽しみにしてくれていました。

当日は、京都にあるSouZai屋北山さん達にお食事をケータリングしてもらいました。
みんなからのリクエストメニュー「チキン、ピザ、ポテト」も用意してもらいました。
ちょっと大人な雰囲気を味わってもらうために用意した「ノンアルコールワイン」に、そわそわ。「これどうやって開けるの?開けたことない。無理無理!」とさまざまな反応をしてくれていました。
お食事はどれもおいしく、特にローストビーフ、ポテト、ガトーショコラが人気でした。
途中、入院しているお友達がオンラインで参加して、全員でビンゴ大会を開催しました。

 

リクエストに応えたパーティーメニュー
きょうだいや家族も一緒に
もりもり食べながら会話がはずみます
パソコンを開いて、来れなかった友人とオンラインビンゴも

▶SouZai屋北山さんのホームページへ移動する

レポート:古本愛貴子

 

 

幼児さん、小学生のクリスマスパーティー

家族で過ごしたクリスマスのお昼間パーティー。
幼児さんが中心の24日は、クリスマスの雰囲気を存分に家族で味わう日。平日は学校や幼稚園でなかなか来れないきょうだい、お父さんもこの日は一緒に参加。
久しぶりのつるみで、食べて飲んでバルーンで遊んで。

小学生がいっぱいの25日は、お楽しみクイズ大会、プレゼント交換で盛り上がりました。
「しんどいけど、連れて来たかった」と、参加してくれたご家族。「ずっと、それ(おしゃれ)どころじゃなくて…今日はパーティーだから」と、おしゃれしてきてくれたお母さん。

いつものホスピスだと、親御さんたちは子どもを優先に考えるので自分たちは後回し。でもパーティーだと、ちょっといつもと違う特別な雰囲気があって、おとなも気持ちが変わるものだったのかもしれません。

自分のことを考える時間、それもとても大事なことだな…と思いました。
大切な時間を、つるみに来てくれてありがとう!
みんなと一緒に過ごせた『Merry Christmas』な時間は、私たちにとっても特別な時間になりました。

この日、パーティーに来たかったけど来れなかった子もたくさんいました。
遠い病院で治療をがんばってる子、人が集まるパーティーには参加できない子、体調が悪くなって来れなかった子。
クリスマスは年に1回しかないけど、クリスマスもお正月も、ずっと頑張ってるみんながいるから、いつでもつるみで待ってます。またきっと会えますように。

 

本格的なパーティーメニューにみんなびっくり!
ジュースでかんぱ~い
家族みんなでお食事、うれしいね
小学生はゲームで盛り上がりました

レポート:市川雅子

 

※本プロジェクトは、「夢をかなえるクリスマス」へのご寄付によって実施致しました。ご支援いただいた皆さま、本当にありがとうございました!

 

この記事を書いた人

古本 愛貴子(ふるもと・あきこ)

古本 愛貴子

看護師