こどもホスピスマルシェは晴天!

2021年11月7日㈰に開催したマルシェのようすのレポートです。後半にマルシェをはじめるきっかけと今後目指すところについても触れていますので、長くなりますがぜひご覧ください。

①協力者の発信内容まとめ   ②写真でようすを紹介
③こどもホスピスマルシェとは ④同日開催のMeet upの報告

 

①協力者の発信内容まとめ

事前告知はこちら:ホスピスの広場でマルシェをするよー!!

「せせらぎマルシェ」:Instagram
毎週日曜に鶴見緑地の中央通りで開催しているせせらぎマルシェから出張出店。
売上の一部をTSURUMIこどもホスピスへご寄付いただきました。
・CAMP HERO キッチンカー:Instagram

「みんなのレモネードの会」のレモネードスタンド:Instagram
売上の一部をTSURUMIこどもホスピスへご寄付いただきました。

たけむぅ~(バルーンアーティスト):ブログ
クリニクラウン:Instagram

②写真でようすを紹介

広場の門を入ると、左側はせせらぎマルシェの出張店舗。
反対側はレモネードスタンドとユニクロ出張店舗。
その向かいには臨時の手洗い場。
少し奥に行くと、ユニクロのエコバッグづくり。
その隣で、砂絵のクリスマスツリーと楽器作りのワークショップ。
さらに奥へ行くと、ピクニックエリアと運動エリア。
坂道ダッシュトライアルに何度も何度も挑戦。

ピクニックシートやポップアップテントでのんびり。

バルーンアーティスト・クラウン・打楽器奏者が芝生の丘でパフォーマンス。

③こどもホスピスマルシェとは

目指したのは、ホスピスを利用している人も、以前に利用していた人も、そして地域の人たちも、みんなが行きたくなる広場。

「行こうかな」、「居心地いいな」、そう思ってもらえるにはどうしたらいいか。

そのために、まずはこの3つを目標にしました。
①ホスピスを利用する子どもも地域の子どもも楽しめこと
②子どもだけでも、大人だけでも楽しめること
③その日行きたくなったら参加できること

これらを少しでも実現するため、企業団体や個人の協力者の方たちと検討を重ねました。ホームページ、SNS、広場のポスターで告知し、気軽に参加できるように事前申込も不要とし、「あの子、来るかな。あの人来たらいいな。」と思いながら当日を迎えました。

雨予報から一転、晴天のもとマルシェは始まりました。

このマルシェは、新型コロナの感染拡大後、広く地域に開かれた2年ぶりのイベントでした。「久しぶり」「今日も来てくれたんですね」「大きくなったね」、いろんなあいさつが飛び交い、嬉しくもホッとするような気持ちになりました。

また、重症心身障害児プログラムのMeet upに参加するバギーに乗った子たちもハウスに来る前にマルシェへ立ち寄りました。
「この日は重症心身障害児のお子さんが5組以上参加予定」と協力企業や団体にお伝えすると、「重い病気の子たちと接したことがない、どうしたらいいですか?」と聞いてくれました。感染対策等以外については「普段どおりで大丈夫」とお答えしています。
この日バギーに乗った重症心身障害児のお子さんは約8組でした。ただ、他の病気のお子さんや治療後のお子さんも5組以上来ていましたが、おそらく気付かなかったと思いますし、バギーに乗っている子のすべてがホスピスを今利用している子ではありません。簡易的なオムツ交換場所は用意しましたが、病気の子どもたちが過ごすにはまだまだな部分も見えてきましたが、次はもっといろんな人の力を集結して、よりよい場所をつくっていきます。

まず1回、こどもホスピスマルシェを開催することができました。協力くださったみなさん、参加してくれたみなさん、本当にありがとうございました。

④同日開催のMeet upの報告(別ページへ)