わたしたちについて

生命を脅かす病気の子どもとその家族が、
安心して暮らすことのできる社会をめざして。

TSURUMIこどもホスピス(以下、こどもホスピス)は、英国の「ヘレンハウス」の理念に共感した医師や看護師によって、2016年春、大阪・鶴見緑地の一角に誕生しました。今の日本には、生命を脅かす病気の子どもたちに必要な、遊びや学び、憩いの時間を提供できる社会資源・システムが充分ではありません。病気の子どもや家族の苦悩が見えづらく、どうしても社会から孤立してしまいます。私たちは、病気であってもその子らしい成長の機会が得られ、家族が前向きに人生を歩んでいくことができる、そんな社会を、みなさまのご支援とともに実現するべく活動しています。

ミッション

生命を脅かす病気の子どもとその家族が、 家庭的な環境のなかで安らぎ、楽しみ、学び、慈愛を得ることができ、つらいとき、悲しいとき、いつも支えが得られる場所であり人であり続けます。

ビジョン

生命を脅かす病気の子どもとその家族が希望する日常が得られるよう、子どもホスピス事業を充実させるとともに、考えうるあらゆる人々と連携しながら、包括的な支えのある社会システムを生み出していきます。

その子がその子らしく、
家族と一緒に過ごせる場所です。

ホスピスという言葉は、穏やかな最期を迎える病院のような施設を連想させますが、こどもホスピスは病院ではなく、治療であきらめていた本来享受すべきその子らしい時間を叶える場所です。大きな芝生の中庭、外の光を広く取り込む廊下、おもちゃの部屋、建物のあちこちから楽しそうに笑う子どもたちの声がいつも聞こえて来ます。利用者が訪れるのを楽しみにする、そんな拠りどころとなる場所をめざしています。

「代表メッセージ」を読む

生命を脅かす病気の
子どもを対象としています。

小児がんに代表される「生命を脅かす病気」の18歳以下の子どもが対象です。国内にはそうした子どもが約2万人いると推計されています。国際的には、“Life threatening Condition”の子どもと呼ばれ、つらく大変な治療の最中でも「患者ではなく、ひとりの人として尊厳が大切に扱われる必要がある」と、その兄弟姉妹や家族も対象とした、ケアの姿勢が共有されています。

「利用のご案内」を読む

みなさまの寄付で運営され、
利用料はいただいておりません。

私たちは、こどもホスピスが当たり前にある社会の実現に賛同をいただいた、個人・企業・団体の寄付で支えられ、運営しています。みなさまそれぞれの「できること」が、病気の子どもたちとその家族を支える力になっています。

「寄付・支援のご案内」を読む

子どもやその家族を思い、
友として寄り添うスタッフがいます。

こどもホスピスには、看護師を中心に病気を深く理解したスタッフが働いています。主治医と連携し、その時々の治療状況を正確にとらえながら一人ひとりに寄り添う。利用する方々が安心して過ごせる環境づくりを行い、病院だけでは生み出しにくい遊びや学び、憩いなど、本来享受すべきその子らしい時間を提供しています。

「スタッフ紹介」を読む

あらゆる子どもが安心して暮らせる、
当たり前の社会をめざしています。

こどもホスピスは、子どもと過ごした記憶が残る場所であり、その子のことを慈しみ続ける場所でもあります。あらゆる子どもたちが穏やかに楽しく過ごせる地域社会を、関わる人たちとともにつくり、生命を脅かす病気の子どもと家族の希望の存在になること。そのためにも、こどもホスピスの意義を社会に伝え続けています。

「ケアにかかわる姿勢」を読む

「やりたい」を「できた!」に

よくあるご質問・お問い合わせ

Tel
06-6991-9135 火曜日以外(10:00~17:00)