2026年6月28日、小学生向けプログラム「つるみラボラトリー」を開催しました。
このラボラトリーは、病気と向き合う子どもたちや、そのきょうだいたちが、同じような経験を持つ仲間と出会い、一つのテーマにじっくり向き合う場所です。
「たのしい!」「おもしろい!」「わかった!」「もっと知りたい!」
そんな、子どもたちの心にあたたかいエネルギーがそっと灯るようなひとときになれたらという思いで続けています。
第6回のテーマは『メイクのひみつ』
ゲスト講師には、ヘアメイクアップアーティストとして大活躍されているイガリシノブさんをお迎えしました。メイクの方法やコツだけでなく、自分の顔や体を大切にしながら楽しく自分らしさを表現することを、やさしく、おもしろく教えてくださいました。

日焼け止めの大切さや塗り方、チークの色の乗せ方、リップの塗り方——。
メイクが進むにつれて、子どもたちの表情もどんどん変わっていきました。照れながらも、どこかうっとりとした自信に満ちた顔になる子。最初は少し戸惑っていたのに、気づけば夢中になっている子。メイクには、子どもたちの表情や心をふっとひらく、魔法のような力があるのだと感じる時間になりました。


自分の「好き」を深める時間、新しい「好き」に出会う時間。それぞれにとって、かけがえのないひとときでした。

最後は、ママへのメイクタイム
教わったことを生かして、今度は子どもたちがママにメイクをしてあげる時間。みんなどこか誇らしげで、真剣なまなざし。そして完成した瞬間、親子に広がったのは、とびっきりの笑顔でした。

ママとイガリさんとで、日焼け止めの話やそれぞれのメイクの悩みについて和気あいあいとお話しする場面もあり、お子さんもママも笑顔がはじける瞬間がいっぱい詰まった時間となりました。

参加者の声
参加してくれた子どもたちやご家族から、こんな声が届いています。
・めちゃくちゃ楽しかった。自分でメイクできて嬉しかった。
・お母さんをかわいくするの、楽しかったよ。
・日焼け止めを自分で塗るようになりました。
・帰ってからすぐにメイクを落として、もう一回していました。
・いつもよりテンションが高く、帰りもずっとメイクの話をしていました。病院でも看護師さんに見せて回っていました。
・お風呂のとき「しっかりクレンジングしなきゃ」とくるくるしながらクレンジングしていて、なんだかほっこりしました。
・帰り道、「お兄ちゃんとお父さんにもメイクやってみよーっと!」とウキウキしながら帰っていきました。

おわりに
参加してくれた子どもたちの中には、治療の影響で髪が抜けてしまったり、見た目の変化に戸惑いを感じていたりする子も少なくありません。鏡を見ることや、自分の顔・体に触れることに、少し抵抗がある子もいます。
そんな子どもたちが、イガリさんに教わりながら少しずつ表情をゆるめ、鏡の中の自分をうれしそうに見つめるようになっていく——その変化がとても印象的でした。「自分をかわいくすること」に夢中になれる時間が、こんなにも子どもたちの心をひらくんだと実感しました。
これからも、子どもたちが安心して自分と向き合い、「好き」に出会えるような場を、大切につくっていきたいと思います。
すてきな体験を届けてくださったイガリシノブさん、サポートスタッフのみなさん、ボランティアのみなさん、そしてご参加くださったみなさん、本当にありがとうございました。
また、株式会社MERCIHOMME様が当日の様子をPR TIMESに掲載してくださっています。ぜひご覧ください。
ヘア&メイクアップアーティスト イガリシノブが全国で広げる美容教育「メ育」|株式会社MERCIHOMMEのプレスリリース